遺言ブログ

愛する子供たちが大きくなった時のために、有益な情報を書き残しています。

自分の人生をどう生きたいか

人生も40年ぐらい生きると、自分が何を大切にしているのか、何となく分かるようになってきます。

 

40代でもなんとなくです。

もっと若いとその点まだ定まらないことも多いでしょう。

さらに40代で思ったことでも、50代60代になるとまた考えが変わるということもあるでしょう。

 

自分が何を大切にしているかは、その時々で変わるので、柔軟に人生設計を見直しても良いと思います。

 

 

まず自分が大切にしていることは何か考えてみるのが良いと思います。

 

40代の時に自分が思ったのは、家族の時間がやっぱり大事で、家族には(贅沢とかじゃなく)常識的な範囲で不自由なく、平穏無事に過ごして欲しいなということです。

 

そう考えた時に先立つものはやはりお金で、お金を得るためには仕事をする必要があります。

 

そもそも仕事はなんのためにするのか?

社会貢献という考えもありますが、やっぱり家族が平穏無事に過ごしていく給料を得るため、という部分が私にとっては大きいです。

 

家族の時間が第1にあるのに、

それを押しつぶす量の仕事はいらないと思いました。

 

でも仕事をしないとお金はもらえないので、

いくら必要なのか?という点を考えます。

 

昨今、将来の先行き混沌としています。

少子高齢化で年金貰える額も減るという話もあるし、不景気で会社が業績低迷、倒産したら給料も減る、という不安が心のどこかにあります。

 

このときなぜ不安なのかと言うと、

いったいどれぐらいの金額が必要なのかを自分が把握出来ていないから不安なのです。

 

なので、次に夫婦や子供、親のことも考えて、今後お金がいくら必要なのかをざっくり計算しましょう。

(計算の考え方は別の機会に)

 

そうすれば今後の人生に必要なお金が明確になります。

 

次に、その金額に対して、自分の収入が足りているかどうかを考えます。

 

今の時代、給料を貯金するだけではなかなか気持ち穏やかではありません。

そのため積立NISAなどを活用して、自分のお金に働いてもらうことも重要です。

 

こうして、将来必要なお金と、それに見合う収入があるかを照らし合わせます。

 

必要額に対して収入が見合わない場合は、

しょうがないのでプライベートを犠牲にしても、今は頑張るしかありません。

 

ただこの場合も、あと 10年は何とか頑張らなきゃ。というように、ゴールが見えるため、気持ち的には少し穏やかかと思います。

 

将来の見通しがたちそうなら、

無理して頑張る必要はありません。

(仕事に意義を感じているとか、仕事が楽しくでしょうがないという場合は別)

 

多くの場合、

仕事を頑張って貰えるご褒美は、

地位と名誉と給料と、さらなる忙しさ、責任です。

地位と名誉と給料はもらえればもらえるほどありがたいですが、

忙しさと責任は、もらいすぎると体力的にも精神的にもダメージを受けます。

その結果、体を壊して支出がふえるということもあります。

 

そのあたりのバランスが1番良いところはどこかを、ご自身の仕事の状況、環境を踏まえて上手くコントロールできると良いと思います。

 

このように将来必要なお金を試算し、それに見合う収入があるかどうかを計算して照らし合わせることで、

仕事において自分がどれだけ力を入れれば良いのか、あるいは力の抜きどことはどこなのかが分かり、人生のモヤが少し晴れると思います。