人生の目的 ②
人生の目的ってなんだろうと色々考えた時期がありました。
考えた末、人生の目的は、
「楽しむこと」だと思いました。
もちろん人として生まれてきた以上、何か歴史に名を残すぐらいの活躍が出来れば良いですが、なかなかそれは難易度が高いです。
うまくいかなくても、それを目指す過程を楽しめていれば、亡くなる時に後悔はないと思うのですが、
イバラの道で毎日がストレスだらけで体力的にもきつい、というのであれば、
「ああ、俺は貴重な時間を使って何をやっていたんだろう。あんなこともこんなこともやっておきたかった」となりそうな気がします。
なので、人がなんと言おうと、世間からどう思われようと、
人に迷惑をかけない範囲でという前提はもちろん付きますが、
生き方として自分が楽しめているか?
がポイントだと思います。
なので生きていく中で、楽しみをたくさん見つけることです。
さらに1日1日に起きることを楽しめれば、毎日最高です。
例えばご飯を食べるのが楽しみ、ご飯を作るのが楽しみ、子供と遊ぶのが楽しみ、花や植物の成長が楽しみ、ピアノを練習してうまくなっていく自分が楽しみ、などです。
他人と比較して、自分の方が優れているという点に喜びを感じてしまうと、いつまで経ってもその部分は満たされません。
例えば良い服を買って満足していたけど、友達はもっと高い服を持っていたので、さらに高い服が欲しくなってしまうとか、
課長に昇進したけど、同期の彼は部長に昇進したので、何か劣等感を感じるなどです。
他人と比べて満たされるのではなく、
自分の中で完結するような楽しみを見つけられれば良いと思います。
(繰り返しになりますが、人に迷惑を書けないことを前提として)
給料を増やすのは難しいので支出を減らす
給料を増やすのは簡単なことではありません。
頑張っても給料が上がらないこともありますし、
幸い頑張った分だけ給料が上がるとしても、それで体を壊してしまったり、精神を病んでしまったり、家庭の時間が減ったりすれば、
果たしてプラスなのかマイナスなのかよく分からなくなってしまいます。
給料が上がらないなら、支出を減らすしかありません。
何事にも大事なのは、まず現状の把握、見える化です。
なのでまずは支出を把握しましょう。
しばらく家計簿を付けるなどして、何にいくら使っているのかを理解しましょう。
その上でこれは頑張って減らそうとか、これはもう少し安く出来るのではないかと吟味します。(吟味の方法については別の機会に)
このとき大事なのは、楽しみまで減らさないということです。
人生の目的は、自分の人生を楽しむことだと
思います。
支出を減らそうとするあまり、人生の目的である楽しむということを犠牲にしてしまうと、なんのために生きているんだろうとなってしまいます。
私も節約を意識するあまり、お金を使うことにいちいちためらいを感じるようになってしまった時期がありました。
大切なのは人生楽しむことで、
楽しむためにはどうしてもお金が必要なので、減らせる部分は減らすということです。
なので節約が目的になってしまって、人生を楽しむことをいつの間にか忘れてしまうと良くないのです。
人生を楽しむために、時には思い切ってお金を使うという考えも必要です。
自分の人生をどう生きたいか
人生も40年ぐらい生きると、自分が何を大切にしているのか、何となく分かるようになってきます。
40代でもなんとなくです。
もっと若いとその点まだ定まらないことも多いでしょう。
さらに40代で思ったことでも、50代60代になるとまた考えが変わるということもあるでしょう。
自分が何を大切にしているかは、その時々で変わるので、柔軟に人生設計を見直しても良いと思います。
まず自分が大切にしていることは何か考えてみるのが良いと思います。
40代の時に自分が思ったのは、家族の時間がやっぱり大事で、家族には(贅沢とかじゃなく)常識的な範囲で不自由なく、平穏無事に過ごして欲しいなということです。
そう考えた時に先立つものはやはりお金で、お金を得るためには仕事をする必要があります。
そもそも仕事はなんのためにするのか?
社会貢献という考えもありますが、やっぱり家族が平穏無事に過ごしていく給料を得るため、という部分が私にとっては大きいです。
家族の時間が第1にあるのに、
それを押しつぶす量の仕事はいらないと思いました。
でも仕事をしないとお金はもらえないので、
いくら必要なのか?という点を考えます。
昨今、将来の先行き混沌としています。
少子高齢化で年金貰える額も減るという話もあるし、不景気で会社が業績低迷、倒産したら給料も減る、という不安が心のどこかにあります。
このときなぜ不安なのかと言うと、
いったいどれぐらいの金額が必要なのかを自分が把握出来ていないから不安なのです。
なので、次に夫婦や子供、親のことも考えて、今後お金がいくら必要なのかをざっくり計算しましょう。
(計算の考え方は別の機会に)
そうすれば今後の人生に必要なお金が明確になります。
次に、その金額に対して、自分の収入が足りているかどうかを考えます。
今の時代、給料を貯金するだけではなかなか気持ち穏やかではありません。
そのため積立NISAなどを活用して、自分のお金に働いてもらうことも重要です。
こうして、将来必要なお金と、それに見合う収入があるかを照らし合わせます。
必要額に対して収入が見合わない場合は、
しょうがないのでプライベートを犠牲にしても、今は頑張るしかありません。
ただこの場合も、あと 10年は何とか頑張らなきゃ。というように、ゴールが見えるため、気持ち的には少し穏やかかと思います。
将来の見通しがたちそうなら、
無理して頑張る必要はありません。
(仕事に意義を感じているとか、仕事が楽しくでしょうがないという場合は別)
多くの場合、
仕事を頑張って貰えるご褒美は、
地位と名誉と給料と、さらなる忙しさ、責任です。
地位と名誉と給料はもらえればもらえるほどありがたいですが、
忙しさと責任は、もらいすぎると体力的にも精神的にもダメージを受けます。
その結果、体を壊して支出がふえるということもあります。
そのあたりのバランスが1番良いところはどこかを、ご自身の仕事の状況、環境を踏まえて上手くコントロールできると良いと思います。
このように将来必要なお金を試算し、それに見合う収入があるかどうかを計算して照らし合わせることで、
仕事において自分がどれだけ力を入れれば良いのか、あるいは力の抜きどことはどこなのかが分かり、人生のモヤが少し晴れると思います。
人生の目的 ①
学生のうちは毎日をのほほんと生きていたり、
社会人になりたての時は、毎日仕事をこなすので精一杯だったり、
入社しばらくすると、もっと成長したいとか、考えるようになります。
ところが仕事一辺倒な日々を過ごすうち、
「自分の人生、仕事がメインになってないか?」
と思う時期があると思います。
自分はこのまま仕事をがんばって、やがて定年を迎え、穏やかな老後を過ごして亡くなっていく。
そんな未来を考えるのです。
同時に、
「それで良いんだろうか?」
「自分が人間として生まれて来た以上何か成し遂げなくては!」
とも思うものです。
ある人は転職し、
ある人は起業し、
ある人は実家をついだりと、
人生の転機を迎える人もいるでしょう。
私もその点(このままで良いのか?人生の意味は?)たくさん考えました。
本を読んだり、ネットで調べたりもしました。
その結果思ったのは、
「死ぬ時にああ良い人生だったな。と思って死にたい。」ということです。
「良い人生だったな」というのは、
人により様々だと思います。
ここで1つ思うのは、
「良い人生だったな」と、
周りから言われたいのか、自分で思いたいのかで内容が大分違うという点です。
やはりどうしても、人間は他人から良く思われたいという願望があります。
社会の中で生きていくと、どうしても他人の目を気にしてしまうのです。
そうなると、他人から見た良い人生というのは、例えば男性なら、
「あの人は仕事をバリバリやって、実績を残した」とか、
「あの人は部長だからすごいんだね」
とか、そんなのがあると思います。
私も若い頃は何となくその路線がかっこいいと思っていました。
会社に貢献することが良いことで、そのために積極的に仕事をし、結果としてドンドン評価も上がり、という時期がありました。
しかし、そうなると結果的に自分のプライベートに裂ける時間が減ります。
寝ても覚めても、休みの日でも仕事のことを考えることが多くなり、悩まされることも多くなりました。
そのとき思ったのです。
「俺の人生このままで良いのだろうか?」
周りにどう思われようが、どう期待されようが、自分の人生は自分で決めて良いのです。
そう考えた時に、仕事よりも大事なことに人生を裂きたいと考えるようになりました。
まず、自分の人生について、他人からどう思われたいかではなく、自分はどうしたいか?
を考えることがとても重要だと思います。
「仕事よりも大事なこと、つまり自分の人生をどう生きたいか」
についてはまた別の機会に。
このブログを書く目的
このブログは、自分が40年ぐらい生きてきて感じたことを自分の子供たちに伝えるために書いたものです。
人間である以上自分もいつ亡くなるか分からないので、いざと言う時にこれだけは子供たちに残しておきたい!
そういうことを書いた、
「遺言ブログ」です。
万人受けしないと思いますが、
こういう考え方もあるんだ。
という感じで参考までにどうぞご覧下さい。